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事例:立ち上げ期からのIT運用体制を構築

少人数企業の成長を支えた情シス業務支援

💡はじめに

少人数の組織における情シス業務の立ち上げから運用、そして拡張までを一貫して支援した事例です。外資系企業ならではの環境においても、柔軟かつ実務的な対応を重ねながら、業務の安定運用に貢献しました。

🏢プロジェクトの背景と課題

立ち上げ期の外資系製薬企業・日本法人にて、情シス担当が不在の状態から情報システム体制の整備を任されました。社員数15名規模からスタートし、約60名規模への急速な拡大に伴い、ITインフラや社内サポート体制の再設計が求められる状況でした。

🛠担当業務と対応内容

当初は1名体制での支援でしたが、以下のような広範な実務を継続的にカバーしつつ、課題解決・体制整備を図っていきました:

  • 日々のPC操作やシステム関連トラブルへの1次対応(Microsoft365、Salesforceなどのユーザー問合せ対応)
  • 新入社員用PCの選定、調達、キッティング(環境構築+アカウント設定)
  • 各種クラウドサービスのユーザー権限設計と運用保守(Microsoft 365 / Salesforce / TeamSpirit 等)
  • セキュリティ対応(クラウドサービスの設定、端末設定、インシデント初動)
  • 顧客企業内の定例会議・IT打ち合わせへの参加、進捗報告・改善提案の提示
  • 顧客企業親会社(台湾本社)のIT担当者とのコミュニケーション

⚡スピード感を重視した対応と信頼構築

ITに詳しくない社員の割合が多かったため、問い合わせ内容は多岐にわたり、時には業務の中断リスクにも直結する状況でした。そうした中でも、できる限り迅速かつ丁寧な対応を心がけ、現場の混乱を最小限に抑えるよう努めました。個別の対応を通じて社員との信頼関係を築き、ITに関する不安や疑問を相談しやすい環境づくりにも貢献しました。

組織の拡大に合わせ、社内対応体制を自ら提案して3名体制へと拡張。自分自身がリーダーとして、担当分担や業務整理を行い、1→nへの拡張フェーズにも柔軟に対応しました。

📩 お問い合わせのご案内

同様に、組織フェーズやリソース状況に応じた柔軟なIT支援をお探しの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。